休日の外出自粛が呼びかけられており、サイクリスト的にはかなり辛いですね…
どうも、家にいると無限にダラダラしてしまう准店員のしょんです。
前回の葛城山ヒルクライムの話が途中だったのでその続きです。
(前回はこちらhttps://www.recofukai.com/2020/03/29/%E5%87%86%E5%BA%97%E5%93%A1%E3%81%A8%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E8%91%9B%E5%9F%8E%E5%B1%B1%E2%91%A0/)
真っ白になった頭で自転車を立たせて、とりあえず今度はしっかり携帯工具でしっかりレバーを締め、そして再々スタートを……できない。手足が震えて、上手く踏み出せない。踏み出して乗ろうとしても左足のクリート(ペダルと靴をくっつける部品)がまるで嵌らない。その上二人は先に進んでいるので、気持ちもどんどん焦ってくる…そして焦りがストレスになり、どんどん溜まっていく。(誰かと一緒のツーリングでここまでのメカトラブルは初めてでした。)
何度もクリートを嵌め損ね、ペダルから足を踏み外して降りるということ繰り返し…ようやく乗れた!今度はレバーをギチギチに締めた分、ギアも落ちない!何分経ったのか分かりませんが、ようやく登りスタート!
そして登り始めたらやっぱりキツい…でも楽しい!イライラし、険しくなっていた顔もどんどん晴れやかに、笑顔になっていきます…!10km/hを下回るくらいのゆっくりさではありますが、少しずつ少しずつ前に進んでいくのが、自分の身体と自転車が一つになる感覚が、自転車と一緒に登っている、という感覚がたまらない!!平地で走る時とはまた違った感覚……ヒルクライムの楽しさを全身で味わいながら、登る登る。
と、そうこうしている内に前を走る二人に追いついた!特にレースをしていた訳ではないので意味はないのですが、それでも先進んでいる人に追いつけるのはうれしいものです。
ここでさらに勢いもモチベーションも上がって、ぐんぐん進んでいく。ここまで気分が上がってくると、苦しさは関係なし、むしろ苦しいという気持ちすらも楽しく思えてきます。そしてその勢いのまま、とくにトラブルもなく頂上に到着。そして目の前には…
この景色!!自分の力で登り切ったという達成感も相まって、ものすごく良い景色に見える!
そうして周りを見渡していると、車で登ってきていたご年配の方がしゃべりかけてくださったので少し談笑。その方から山頂の気温が5度と聞いて汗だくになった上、あまりの暑さに半袖姿だった僕はびっくり!ヒルクライムってこんなに暑くなるものなんだと改めて衝撃を受けました・・・
そして談笑を楽しんでいる内にお二人が到着。シンさん曰く、タケさんずっと寒い寒い言いながら走っていたそうで…やっぱり寒かったのかと再認識。
しばらく写真を撮ったり、しゃべったりしていると上に展望台があるのを発見。気になるので、試しに上まで上がってみました。
上まで上がると、その正面には小さな神社が…お賽銭持ってくればよかった。ちょっと後悔しつつ、お参りだけしてしました。
そしてお目当ての展望台は神社からさらに奥に入っていかないといけなかったのですが、そこへの行き道がもう草をかき分けていかなければいけないレベルの小道。何度か足を取られながら展望台に到着。その上から見た景色が……
これです!上ったところの景色もよかったのですが、それを上回る景色!天気も相まって最高の気分でした!(ビンディングシューズだと登りにくいですが、初めて葛城山登られる方は、ぜひ展望台まで登って景色を堪能していただきたいです!)
そして展望台から戻ってきたころには、すっかり体も冷えてしまったので、長袖のインナーに着替えて出発。
……とまたしても長くなってしまったので、次回パート3です。何事もなく無事に帰れるのでしょうか…
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